こんぴら五街道
江戸時代、「こんぴら参り」のための信仰と庶民の生活の道。道中には道標や丁石が建ち宿場が栄え、市がたっていました。
- 一旧多度津海道
- 主に九州、中国、北陸など日本海側の人たちが北前船で多度津港に上陸し、こんぴらを目指した。 石灯篭が高薮地区に現存しています。
- 写真は鶴橋の鳥居
- 二旧丸亀街道
- 主に上方以東の人たちが丸亀港に上陸し、こんぴらを目指した街道。 丸亀はこんぴら土産のうちわが有名で現在でもうちわ生産日本一です。
- 写真は中府の鳥居
- 三旧高松街道
- 高松城下町から続く八里(約31キロ)の街道で、藩主松平家のお成道とも呼ばれ、藩主のこんぴら参詣にも使われました。
- 写真は国分寺町の安政五年建立の灯籠
- 四旧阿波街道
- 阿波(徳島)から峠を越える険しい道。この道の終着地に鋸・鍛治などの商いが盛んな地区があり、阿波町と呼ばれています。
- 写真は池田のうだつの町並み
- 五旧伊予・土佐街道
- 伊予(愛媛)土佐(高知)から続く街道で幕末には坂本竜馬ら歴史上の人物も歩いたといわれる道です。
- 牛屋口~谷川地区へと続く道はまるで江戸時代にタイムスリップしたかのような雰囲気が残っています。各街道沿いの石灯篭は全国の信者からの寄進によるものです。
- 写真は牛屋口の石燈篭と坂本龍馬像