灯ろう流し(8月)
平和を祈るため終戦記念日に琴平町内の金倉川で行われ、先祖を思う気持ちや、命を大切にしたい気持ちが灯ろうと共に受け継がれています。
川沿いの一之橋公園に祭壇が設けられ、そこで行われる式典では小学生の作文朗読や、千羽鶴の奉納なども行われます。
夜も更け辺りが暗くなったころには、灯がともされた六角形の灯ろうが町民の手によって流され、一つまた一つと川の流れにそって連なり幻想的な景色を生み出します。琴平町でも戦没者への慰霊、鎮魂、そして、恒久の平和を願う一日となります。
川面を流れる風が涼しく、灯ろうの明かりが川の水面に反射し、ゆらゆら光り、とても幻想的な風景が街に広がります。